春のやわらかな日差しに、少しずつ心がほどける3月となりました。梅の花もほころび、季節の変わり目を感じる頃ですね。こんにちは。エムズ総合歯科クリニック管理栄養士の江村です。
今回は、歯と食事にまつわる豆知識をご紹介いたします。毎日何気なくしている「食べる」という行為ですが、実は歯の健康と深く関わっています。
まず、よく噛むことの大切さです。噛む回数が増えると唾液の分泌が促されます。唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、酸性に傾いた環境を中和する働きが期待されています。例えば、繊維の多い野菜やきのこ類、噛みごたえのある食材を意識して取り入れることで、自然と噛む回数が増えます。食事の時間をゆったり楽しむことも、歯にやさしい習慣のひとつです。
次に、間食のとり方もポイントです。甘いもの自体がすぐに悪いというわけではありませんが、だらだらと長時間食べ続けると、お口の中が酸性に傾く時間が長くなります。時間を決めて楽しみ、食後にはお水やお茶を飲むだけでも、お口の中をすっきりさせる助けになります。
また、カルシウムというと骨のイメージが強いですが、歯にとっても大切な栄養素です。乳製品や小魚、大豆製品などを日々の食事に上手に取り入れていきたいですね。栄養バランスの整った食事は、歯ぐきの健康維持にもつながります。
歯は毎日使う大切なパートナーです。少しの意識と工夫で、食事の時間がより健やかなひとときになります。春の新しいスタートに合わせて、ぜひご自身の食習慣を見直してみてください。私たちも、皆さまのお口の健康を食事の面からサポートしてまいります。