こんにちは、東中野所属歯科医師吉峯慶吾です。
今日は歯周病について少しお話しさせてください。
そもそも歯周病とは歯周組織(歯を支持する組織の総称:歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質のことを言う)に起こる炎症性病変であり1920年代ごろまでは歯槽膿漏と言う名称が一般的でありました。
しかし、歯槽膿漏は進行した歯周炎で認められる症状の一つである排膿(膿が出ること)を意味していることから、疾患の名称としては不適切であると考えられるようになり、変わって歯周病と言う用語が用いられるようになったそうです。
また歯周病のリスクを高めるものはたくさんあり、直接的な原因としては、プラークが原因となります。
プラークは生きた細菌の塊で、除去するには、しっかり歯磨きをすることが大事になってきます。
それをしっかり磨かずに放っているとプラークが固まって歯石となり歯ブラシでの除去ができなくてしまいます。
そうなった時はどのように取るかというと、歯医者さんに行って専門器具を使って、取らなければなりません。
なのでしっかりと歯を磨いて、歯周病になるのを防ぎ、お口の中を綺麗に清潔に保ち、いつまでも自分の歯でおいしいご飯を食べていきたいものですね!