こんにちは。
エムズ歯科クリニック東中野、コーディネーターの藤植です。
もうすっかり冬ですね。
今年の冬はどのようにお過ごしになりますか?
私はイルミネーションを見に行きたいな~なんて思っています!
さて皆さんは、むし歯が進行していくとどのように変化していくかご存知でしょうか?
今回は、むし歯の進行状態についてご説明いたします!
まずは、初期むし歯です。
初期むし歯は、まだ歯に穴はあいていませんが、表面が溶かされている状態です。
痛みなどの自覚症状はありませんが、この状態であれば再石灰化によって健康な歯に戻すことができます。
そのためには、フッ素配合の歯磨き粉などを使用して修復しましょう!
続いて、エナメル質のむし歯です。
歯の表面のエナメル質の限られた狭い範囲に穴ができている状態です。
この段階でも、まだ痛みやしみる症状はありません。
次は、象牙質まで進んだむし歯です。
むし歯が歯の内部に広がり、象牙質まで進んでしまった状態です。
冷たいもので痛みを感じるようになります。
早めに歯医者へ行ってくださいね!
その次は、神経まで進んだむし歯です。
むし歯が歯髄と呼ばれる歯の神経まで進んでしまった状態です。
表面の穴は必ずしも大きいというわけではなく、内部で広がっていることがあります。
この段階で、激しい痛みが出てきます。
かなりお痛みが強くなっていると思いますので、すぐに受診してください!
最後は、歯根だけ残った状態のむし歯です。
歯茎より上の見える部分の歯冠部がほとんど崩壊し、歯根だけ残っている状態です。
神経が死んでしまっており、痛みを感じなくなります。
前まで痛かったけど今はもう痛くなくなったという方は要注意です!!
痛みがなくてもむし歯になっている方は多くいらっしゃいます。
痛みが出る前の小さなむし歯の段階で見つけ、早めに治療することができると、
歯を削る範囲も少なく済みますし、治療期間、治療費も少なく済みます!
最近あまり歯医者に行けていないな…という方は、定期検診で確認してもらいましょう!
お待ちしております。