こんにちは、エムズ歯科クリニックの歯科技工士の竹林です。
今年も残すところあとわずかですね。
ますます寒くなってきてますので体調に十分に気をつけてくださいね。
今回は、「歯周病対策」についてお話します。
歯周病は歯周組織が炎症を起こして、悪化すると歯が抜け落ちてしまうという怖い病気です。
歯周病の知識はざっくりと皆さんもご存知だと思います。
なんとなく分かっている怖い病気ですが、歯周病にかかった人もかかってない人も
歯周病は油断禁物ですのでしっかりと対策していきたいものですね。
歯周病は歯磨きを怠ったり磨き残しから口の中がぬるぬるしたり歯垢がつくことからはじまります。
そのぬるぬるだったり歯垢はバイオフィルムという細菌の集合体で細菌が繁殖する環境になっています。
細菌はすべてが悪いわけではありません。
歯周病の原因となる病原性の細菌(歯周病菌)が存在し、この菌が問題になります。
その歯周病菌の住む病原性の高いバイオフィルムがあると、歯周病が進行し歯周組織が悪化していきます。
一度歯周病菌が口に住んでしますと、口腔ケアと歯周病菌との日々の闘いがはじまります。
その闘いというのは特別なことではなく歯医者で定期的なクリーニングをし、自身でもしっかりしたブラッシングなどをすることです。
歯周病が悪化しないように歯周組織を守り通せるかどうかになります。
歯周病になると歯周組織が弱ってしまうため、悪化しないように均衡を保つのも難しく、より一層の口腔ケアが大事になります。
健康な歯茎の状態でも歯周病の状態でも対策は同じですが、歯周病は日々のケアが非常に大事になります。
それゆえに健康な歯茎のうちに、歯ブラシをしっかりし続けることが一番大事です。
健康な歯茎で毎日しっかり歯ブラシし定期的にクリーニングしていれば歯周病菌も住みつくことは難しいです。
そのためにも、エムズ歯科に定期検診や歯のクリーニングでお越しくださいませ。
皆様の健康な生活のお手伝いができれば幸いです。