入れ歯の取扱方法

担当: 歯科医師 竹中 | 2021.09.17

こんにちは。

エムズ歯科クリニック東中野の歯科医師、竹中です。

今日は入れ歯の取り扱い方法について説明します。

 

まず、入れ歯の取り外しについてです。

付ける時はクラスプと呼ばれる金具に歯をあわせてゆっくり圧をかけてフィットする位置まで入れましょう。

この時に噛みこんで入れないことがポイントです。

嚙む力で入れると金具が変形することがあります。

そして、外す時は自分の歯には指を添えて、金具には指を引っかけて外します。

金具のない総入れ歯は回転させて取り外しましょう。

 

次に入れ歯のケア方法です。

洗う時は洗面台に水を張って落としても割れないように準備します。

入れ歯用のブラシに専用の洗剤をつけて磨きましょう。

普通の歯ブラシや歯磨き粉を使うと、研磨剤の影響などで入れ歯が傷つき汚れが付きやすくなったり壊れやすくなりますので注意しましょう。

当院でも専用の洗浄グッズを取り扱っていますので、購入後希望の方はお気軽にお問い合わせください。

また、お湯を使った方が清潔な気がしますが、入れ歯は高温で変形してしまうので水を使うようにしてください。

 

最後に保管方法です。

寝る時は入れ歯を水の中に入れて保管しましょう。

3日に1度程入れ歯洗浄剤で除菌するとより良いです。

 

入れ歯の手入れも大事ですが、残っている歯を磨くこともすごく大事です。

食後は入れ歯を取り外し、しっかり歯磨きをして健康な状態を保ちましょう。

 

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