こんにちは、エムズ歯科クリニック東中野で歯科医師をしております吉峯です!
今年もあと僅かになってまいりました。
最近は日本でのコロナの感染者は減ってきておりますが、海外では増えてきている国もありますので気を抜かず感染対策を徹底していきましょう!
さて、今回は歯周病についてお話しさせてください。
歯周病とは歯肉炎・歯周炎の総称です。
どのようなことが起きているかと言いますと、歯と歯茎の間の溝(ポケット)から歯周病の原因となる歯周病菌が入り込んでいき歯茎に炎症を起こし、さらには歯を支えている骨を溶かして行ってしまいます。
歯周病が重症になってくると最終的には歯が勝手に取れてしまったり口臭の原因の一つになったり、さらには全身的な病気の原因になってくる場合もあります。
このようなものをペリオドンタルシンドロームなどと言い、関連する主な疾患には糖尿病や狭心症・脳血管障害・動脈硬化症・誤嚥性肺炎・骨粗鬆症などが挙げられます。
上記からも分かるように歯周病の治療によって、全身的疾患の予防にもなります。
歯周病は痛みが出にくいのでいつの間にか勝手に歯周病が重度に進んでいくこともあり
痛くないから放っておくのではなくしっかり歯医者さんでチェックしてもらいましょう。