デジタル技術による矯正

担当: 歯科技工士 竹林 | 2022.04.01

こんにちは、エムズ歯科クリニックの技工士の竹林です。

春がきて暖かくなってきましたね。

 

今回は「デジタル技術による矯正」という題目で

マウスピース矯正についてお話したいと思います。

 

矯正には主にワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。

この2つの方法にはそれぞれメリットとデメリットがありどちらがいいという訳ではありません。

ただ最近は多くの方がマウスピース矯正をするようになりました。

その時代的背景を分かりやすくお伝えできたらと思います。

 

ワイヤー矯正は100年以上前からあります。

それに比べるとマウスピース矯正は最近のものになります。

なぜ最近になって登場するようになったのでしょうか?

 

マウスピース矯正はデジタル技術の発展の元にようやく可能になったものだからです。

 

では、どのようにデジタル技術が使われているかを大まかに3つに分けて説明します。

 

①まずコンピュータ上に口腔内の状態を再現する技術。

これは高性能のスキャナーがあってこそ可能になります。

 

②次にコンピュータ上で矯正計画のシミュレーションを行い、マウスピースをデザインする技術。

1つのマウスピースで動く距離は僅か0.15mm~0.25mmで非常に細かくデザインできる

必要があります。

 

③デザインされたマウスピースを3Dプリンタにより正確に再現する技術。

非常に高精度の3Dプリンタが必要になります。

 

このようにマウスピース矯正はデジタル技術が発達したからこそ可能になりました。

そういう意味で今の時代を象徴する矯正だと思います。

 

マウスピース矯正をするときは保険適用外の自費治療になります。

見た目は目立たずシンプルなものですが、

実はデジタル技術の賜物だということを知って頂けますと幸いです。

 

コロナなど落ち着かない日々ではありますが皆様が健康に生活できるように願っております。

お口の中のことでお困りのことがありましたらぜひ一度エムズ歯科クリニックにお越しください。

 

 

 

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