こんにちは、エムズ歯科クリニックの技工士の竹林です。
4月をむかえ、気候が暖かくなり新しい気持ちで出発できる季節ですね。
今回は「歯並びをよくするためのマウスピース矯正」についてお話します。
マウスピースによる矯正には前歯部を治すものと前歯部と臼歯部含め全体を治すものがあります。
それぞれ目的により選ぶことができます。
例えば前歯が前突ぎみ(アングル2級)の歯並びで、
すきっ歯のせいでしゃべりづらい、そんな場合は前歯部だけの矯正でもよいと思います。
歯並びが悪いことで起こる弊害はたくさんあります。
しっかり噛めないことや発音がしづらい、またむし歯になりやすいなどです。
少なからずこのような弊害で悩むのであれば、歯科矯正をおすすめします。
矯正ははじめてすぐ変化がでるものではなく、
前歯部など部分矯正であれば3か月~1年半近く
全体の矯正だと1~2年半はかかります。
期間を考えると、はやくはじめるに越したことはありません。
マウスピース矯正は1日22時間以上マウスピースをつけていないといけないため
いくつか大変な点もあります。
一つ目は口の中に違和感を感じることです。
これは慣れてくると減っていきます。
二つ目は飲食に困ることです。
糖分のはいった飲み物はマウスピース中飲むと糖分が口に残りむし歯の原因になるため控えないといけません。
三つ目は間食がしづらくなります。
間食すると再びマウスピースをつけるまえに歯磨きが必要になります。
マウスピース矯正はこのように大変な点もあるため、しっかり覚悟をもってはじめる必要があります。
また途中マウスピース矯正を怠けてしまうと、予定通りに矯正が終わらなくなってしまいます。
デメリットになることを書きましたが
いままですきっ歯で困っていたり、
発音がしづらい、噛みづらい、などが改善されるとなれば
マウスピースの期間は大変でもやる価値は十分にあります。
歯並びが悪くお困りのときは、
それを直す矯正などの治療をおすすめします。
皆様の健康な生活のお手伝いができれば幸いです。
※マウスピース矯正は保険適用外です。