こんにちは。磯子歯科医師の山口です。

近年、マウスピース矯正やマウスピースでのホワイトニング、歯ぎしりを防止するためのマウスピースなど、歯科治療においてマウスピースを使用される患者さんが増えてきています。
しかしマウスピースを長らく使用していると、汚れや黄ばみなどが気になってきます。
正しい管理方法と清掃方法を知っておくことで、このような劣化をなるべく防ぐことが可能です。

マウスピースは使用したら毎日清掃を行うことが原則です。
しかしながら、ただ水ですすぐだけだったり、少し歯ブラシなどでこするだけだと汚れは蓄積していってしまいます。

マウスピーズが主流となり、各メーカーもマウスピースの洗浄剤を販売するようになりました。
泡タイプの歯ブラシでこする用のもの、入れ歯洗浄剤のような水を張ったコップにタブレットを入れて洗浄するものなどが挙げられます。
化学的な洗浄や消毒は、歯ブラシをこすったり水で洗い流すのみの清掃方法よりも効果的です。
ただ、マウスピースは入れ歯よりも薄く材料が脆弱であるものがほとんどですので、入れ歯洗浄剤を使用してしまうと成分が強すぎて変形や破損の原因となります。必ずマウスピース専用のものを選ぶことをお勧めします。

各種マウスピースをお使いの方で、ご質問やご相談したいことがある場合は、当院の歯科医師・歯科衛生士・スタッフにお気軽にお声がけください。