こんにちはエムズ歯科クリニック 歯科技工士の河原です。
今年も折り返しの時期となりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
小学6年生になって最後の夏休みを前にして今年は色々計画を立てているようです。
そんな息子ですが、幼少の頃は受け口(反対咬合)だった為、親しかった当院の先生に相談してみました。
口腔周囲の筋肉の不調和が受け口の原因となっていること、まだ乳歯も生えそろっていなかったこともあり
そして当時息子の年齢を考慮し、最適の選択肢として「ムーシールド」を薦められました。
筋機能をトレーニングすることにより正常な噛み合わせに誘導できるとのことでしたので、妻とも相談し
まずはムーシールドを始めました。
幼稚園年長の5歳から始めたのですが、嫌がって口腔内に入れることができないなど困難続きでしたが、
約1か月ほどして寝てる間口腔内に入れることができるようになり、約3か月後には全く前歯同士が当たることがなかったのですが
当たってくるようになりました。
小学生に上がり、ムーシールドを卒業するころには受け口も改善されてきたのですが、戻ってしまう恐れもあった為、
歯列矯正を始める前に、MFT(口腔筋機能療法)を専門の衛生士の方に定期的にチェック・指導をして頂きました。
次に永久歯が萌え変わるスペース確保のためのワイヤー矯正を行いました。
この時はワイヤーを固定する部分(ブラケット)の周囲がむし歯になりやすいこともあり注意して歯磨きをしていたのですが
それでも若干虫歯になってしまったところもありました。
順調に永久歯も萌え揃い、5年生になるころにはワイヤー矯正も外すことができました。
6年生の今でも骨格の成長期にあるため、リテーナ―(保定装置)を使用していますが、
理想に近い歯列にすることができました。
もし同じような症状のお子様をお持ちで悩んでいる方がおりましたら、私の経験談を参考にしていただければ幸いです。
小児矯正はお子様の年齢、症状に合わせた治療法・開始時期が重要になりますので
まずは診査・診断からはじめてみてはいかがでしょうか?
スタッフ一同お待ちしております。