こんにちは。磯子 歯科医師の山口です。
本日は歯の色についてお話しようと思います。
皆さんは歯の色は何色だと思っているでしょうか。
白色と答える方がほとんどだと思いますが、本当に白色でしょうか。
世界的な映画俳優や歌手、最近では「Big Boss」こと北海道日本ハムファイターズの新監督 新庄剛志氏などが話題となっていますが、驚くような歯の白さですよね。
歯の白さがステータスになっている側面もあるかと思います。
しかし白人や黒人よりも黄色人種である日本人の歯の色は、白色より少し黄色に近いことがほとんどです。
これは、歯の構造による違いがあるからです。
歯は3層構造になっており、外側から白色半透明のエナメル質、黄色みのある象牙質、神経が入っている歯髄に分けられます。
日本人は外国人と比較して、エナメル質が薄いという特徴がありますので、象牙質の黄色が透けて見えやすいので、黄色く見えるというのが理由です。
歯の白さの基準は人によって違いますので、ある人にとっては白くて綺麗な歯でも、別の人には黄ばんでいる、あるいは白すぎて不自然に見えているかもしれません。
ホワイトニングやセラミック治療で白い歯を目指す時には、自分の理想だけでなく、他人から見てどうなのかという客観的な見方も重要です。
当院でも、ホワイトニングができますのでご興味のある方はお気軽にお声がけください。
ホワイトニングは自由診療となりますので、詳細な治療費に関しましては、以下のページをご覧ください。