洗口剤のすすめ

担当: 歯科医師 山口 | 2023.10.04

こんにちは。磯子歯科医師の山口です。
本日は、普段の歯磨きに洗口剤を追加で使用してみませんかというテーマでお話ししようと思います。

そもそも洗口剤とは、口の中を爽やかにしたり、口臭を予防したり、虫歯や歯周病を予防したりするために使用される液体です。一般的に、デンタルリンス、マウスウォッシュ、口内洗浄剤とも呼ばれています。

洗口剤には、大きく分けて以下の2つの種類があります。
医薬部外品と化粧品です。医薬部外品は、虫歯や歯周病の予防に効果が期待できるものですが、化粧品は単純に口臭予防や口の中を爽やかにする効果ですので、歯科医としては医薬部外品に分類されるものをおすすめいたします。

薬用部外品の洗口剤には、以下のような成分が配合されていることがあります。
歯垢の付着を防ぐ塩化セチルピリジニウム、歯肉炎を予防するグリチルリチン酸ジカリウム、虫歯を予防するフッ化ナトリウムなどです。

洗口剤の使用方法は、朝晩の歯磨き後に適量を口に含んで20~30秒すすいでから吐き出すだけです。水でうがいをする必要はありません。むしろ、水でうがいしてしまうと有効成分が薄まったり、流されてしまいます。

歯磨きだけでは取り除ききれない、磨ききれないところまで届いてくれるので、口腔内を清潔に保つ効果があります。また、口臭を予防する効果もありますので、口臭が気になる方にもおすすめです。

以上のことから歯磨きと併用することで、より効果的に口腔内のトラブルを予防することができます。
ですので、普段の歯磨きにプラスして洗口剤を使用してみてはいかがでしょうか。

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