こんにちは。
エムズ歯科クリニック磯子、トリートメントコーディネーターの川仁です。
暑さがだんだんと和らぎ、過ごしやすい陽気となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
芋や栗など秋の味覚を楽しみたいですね。おすすめの秋のスイーツがあれば、是非おしえてください。
さて、今回は「入れ歯を使っている方の食事」についてです。
入れ歯だと”固い食べ物は食べられない”という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
入れ歯はご自身の歯に比べ、10%程しか噛む力がありません。
その為、食べやすい物を食べないと、誤嚥の原因になったり、胃腸に負担がかかったりしてしまいます。
そこで、入れ歯の方が食べやすくなるような、調理の工夫についてご紹介します。
①食材を柔らかくする(蒸す・煮る)
食材を蒸したり、煮たりすることで柔らかくなり、入れ歯の方でも食べやすくなります。
固いものを無理して食べていると、粘膜が傷つき、痛みがでやすくなります。
②切り方を工夫する(繊維を断ち切る)
特に繊維質な野菜などは、繊維を断ち切る方向に切ることで食べやすくなります。
また、大きすぎると噛みづらいですし、小さすぎると入れ歯と粘膜の隙間に入り込むので、適度な大きさに切ります。
③温度に気を付ける
総入れ歯の方は、特に食べ物の温度を口の中で感じづらくなっています。
やけどしないように、程よく温かいものを食べるようにしましょう。
今回は入れ歯を使っている方の食事の工夫についてご紹介しました。
ご自身で入れ歯をお使いの方、ご家族の方が入れ歯をお使いの方は、是非取り入れてみてください。
また、入れ歯の調整をして、使いやすい状態を保つことも大切です。
当院でも入れ歯の調整をすることができますので、お気軽にご来院ください。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。