こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子の管理栄養士の服部です。
本日は口臭と栄養についてお話します。
皆さんはどのような時に口臭が気になりますか?
起床時や臭いが強い食品を食べた時などではないでしょうか?
口臭の原因についていくつかご紹介します。
①唾液の減少
唾液は口腔内の洗浄や殺菌作用があるので、細菌が抑制されます。
唾液が減少してしまうと、口腔中の細菌により、食べかすを分解する時に発生する悪臭によって口臭は起きてしまいます。
②病的原因
舌苔、虫歯、歯周病によって口臭が起きてしまいます。
③臭いが強い食品を食べた時
ニンニクやニラなど臭いが強い食品を食べた時に口臭が起きてしまいます。
意外にもブロッコリーや小松菜、キャベツなども口臭の原因になるとも言われています。
④嗜好品
お酒やタバコも口臭が起きてしまう原因の1つです。
口臭の予防対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
いくつかご紹介します。
①野菜
食物繊維や酵素などが腸内環境を整えてくれます。腸内環境が整うことで、老廃物がしっかり排出され、胃や食道、腸を通る際に発生する悪臭を抑えることができます。
②りんご、レモン、パイナップル、オレンジ、キウイ
食物繊維や酵素により、舌苔の予防、唾液の分泌促進、腸内環境を整えるなどに効果的です。
③唾液分泌を促進する食品
梅干しは殺菌作用があり、唾液分泌を促進をしてくれます。
また、良く噛むような食品(スルメ、ガム、野菜、果物など)を食べることも効果的です。
④緑茶
口腔内の細菌を殺菌する作用があります。
食事の工夫によって口臭予防はできますが、1番の予防は食事後の歯磨きになります。
歯磨きをしても落ちにくい汚れなどは歯科医院のクリーニングにぜひいらしてください。