さて、今回は「歯周病と栄養」についてです。

”丁寧に歯磨きをしているのになんとなく歯茎の調子が悪い”、”歯周病の治療に長期間通っているのになかなか治らない”という方、多くいらっしゃると思います。

もしかすると、その原因は栄養バランスの崩れや、栄養不足によるものかもしれません。

今回は、「歯茎の健康を保つために大切な栄養素」をご紹介します。

歯茎の60％はコラーゲン繊維でできています。歯周病になるとこのコラーゲン繊維が傷つけられます。

①タンパク質

・コラーゲンの原料となります。

・肉、魚、卵、大豆製品に多く含まれます。

②ビタミンC

・タンパク質からコラーゲンを作る為に必要な栄養素です。

・野菜や果物に多く含まれます。

③ビタミンB群

・コラーゲンの質を低下させるホモシステインを減らしてくれます。

・肉、魚、卵、大豆製品等のたんぱく源に多く含まれます。

今の季節ですと、タンパク質とビタミンB群を摂るには、”タラ鍋”や”ぶり大根”がおすすめです。

さらに、”みかん”や”いちご”でビタミンCを補給しましょう。