こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子、歯科衛生士の平塚です。
10月に入り、少しずつ秋らしい涼しさを感じる日も増えてきましたね。
食欲の秋という言葉もあるように、これから美味しいものを食べる機会が増える季節です。そんなとき、「食事をしていたら歯の被せ物が取れてしまった!」という経験をしたことはありませんか?
今回は、差し歯や被せ物が取れてしまったときの応急処置と、歯科医院を受診するタイミングについてお話しします。
■ 被せ物が取れたら、まずどうする?
まず大切なのは、取れた被せ物を捨てずに保管することです。
変形していなければ、再度装着できる場合があります。ティッシュなどに包むと間違って捨ててしまうこともあるため、小さな容器や袋に入れて保管し、受診時に持参しましょう。
また、取れた被せ物を自分で接着剤などを使って付け直すのは避けてください。
市販の接着剤などで固定してしまうと、歯や歯ぐきを傷めたり、その後の治療が難しくなったりする可能性があります。
■ 歯医者さんに行くまでの注意点
被せ物が取れた歯は、普段よりも刺激を受けやすい状態になっています。
特に、硬いものや粘着性のある食べ物は避け、できるだけ反対側の歯で噛むようにしましょう。
また、歯みがきを控える必要はありません。取れた部分も、強くこすりすぎないよう注意しながら、いつも通り清潔に保つことが大切です。
■ 歯医者さんにはいつ行けばいい?
「痛くないから、しばらくそのままでも大丈夫」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、被せ物が取れた状態を長期間放置すると、歯が欠けたり、むし歯が進行したり、噛み合わせに影響したりすることがあります。
そのため、痛みがなくても、できるだけ早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
特に、強い痛みや腫れ、出血がある場合や、歯が大きく欠けてしまった場合は、早めの受診が必要です。
被せ物が取れたときは、「また付けてもらえば大丈夫」と思っていても、むし歯や歯の破折など、別の原因が隠れていることもあります。
突然取れてしまうと焦ってしまいますが、**「取れた被せ物は保管する・自分で接着しない・できるだけ早く歯科医院へ」**を覚えておきましょう。
美味しいものを楽しむためにも、日頃から定期的なメンテナンスを受けて、お口の健康を守っていきましょう!