こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台の院長の長谷川です。
今年も残すところあと僅かになってきましたね。夏が過ぎたあたりから急激に時の流れが早くなるように感じています。残り少しですが、今年も悔いなく終われるように日々を過ごしていきたいものですね。
さて、本日は被せ物、詰め物についてお話します。
虫歯の治療はどのように進めるか、ご存知でしょうか?
まずはドリルで虫歯を取ります。
小さい虫歯の場合は、その穴にプラスチックを直接詰めて1回で治療は終わりです。
範囲の大きい虫歯の場合は、直接プラスチックを詰めるのが困難になってくるため、型を取って、詰め物や被せ物で治していくことになります。これには2,3回くらいかかります。
この詰め物、被せ物ですが、今までは保険適応となるのはほぼ金属のみでした。
しかし最近になって、技術の進歩でプラスチックの適応範囲が広がり、保険適応でも白く治せる歯が増えてきました。
CAD/CAMインレーやCAD/CAM冠、と呼ばれており、お口の中や模型をカメラでスキャンして、コンピューターで設計、プラスチックの塊を削り出して作製します。
今現在、一番奥の歯を除く全ての歯にプラスチックを使うことができますので、昔入れた金属が気になっている方はこれを機に白い歯に替えてみるのはいかがでしょうか?
(一部、プラスチックを適用するには条件があります)
ただ、プラスチックは強度的に割れることもあり、噛む力が強い方や、十分なプラスチックの厚みを確保できない場合は金属やセラミックをオススメする場合もあります。
保険適応の白い歯で、金属のないお口を目指してみませんか?
気になる方はぜひ当院の歯科医師までご相談下さい。