こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台院長の長谷川です。
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。涼しくて過ごしやすい秋を待ち遠しく思います。
さて、本日は歯医者で入れたことがある方も多いと思われる銀歯のお話です。
歯科の保険診療においては、奥歯でかみ合わせの力が強くかかる部位などに銀歯が用いられます。
（材質としては、金銀パラジウム合金や銀合金、チタン等が用いられますが、近年はパラジウム価格の高騰により銀合金やチタンが主流になりつつあります）
銀歯の特徴としては、まず天然の歯の色と違う銀色をしている、という点が挙げられます。
口を開けたときに、銀歯が見えるというのは、審美的とは言えません。銀歯が気になって、思いっきり笑えない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、銀歯は劣化も早いと言われています。およそ5-7年で銀歯と歯の境い目に隙間ができてしまい、そこから虫歯が進行してしまいます。
そうなると銀歯を外して、虫歯を削って…治療の回数もかかりますし、その度にどんどん歯も無くなっていきます。歯に優しいとは言い難い特徴です。
しっかり歯を磨いていたはずなのに、銀歯の下に虫歯ができていた…というのはこれが主な原因です。
加えて、金属アレルギーというリスクもあります。
ネックレスや指輪で皮膚がかぶれてしまうのと同じように、銀歯を入れることで口の中の粘膜が荒れてしまうことがあります。
口の中の銀歯の総量が増えるほど、そのリスクは上がっていきますので、アレルギー体質の方は特に注意が必要になります。
と、ここまでお話した通り、銀歯というのはあまり良いことがありません。しかし、日本の保険制度では銀歯を入れざるを得ないということも多々あります。
ご自分の歯を長期に渡って守り、一生ご自分の歯で美味しく食事をしたい、と思われるのであれば、先日お話したセラミックで治療をするのがオススメです。
セラミックは保険適用外の治療となりますので、費用例はこちらを御覧ください。
銀歯をセラミックに変えて、一生物の歯を手に入れましょう。
気になる方は当院の歯科医師までお問い合わせください。
