歯磨き粉の中のフッ素

  担当: 副院長 飯田 | 2022.05.21

こんにちは。

エムズ歯科クリニック港南台の歯科医師飯田です。

4月から新しい環境で過ごされているかたもいらっしゃるなか、そろそろ慣れてきたころではないでしょうか?

さて、歯磨き粉の中に入っているフッ素ですが、

平成29年3月以降にフッ化物イオン濃度1,000ppm

を超える歯磨剤が厚生労働大臣によって承認されました。

それからは、市販の歯磨き粉にも、1450ppmと高濃度のフッ素配合のものをよく見かけるようになりました。

虫歯を予防するフッ素ですがどうしてフッ素が虫歯を予防できるのかは以下の3つの働きによるものと言われています。

①溶けかかった歯の表面にカルシウムを戻してくれる

フッ素は、唾液に含まれているカルシウムやリンを歯に再び戻す働きがあり、この働きで酸に溶かされた部分の補修を促します。

②歯の表面を溶けにくくしてくれる

エナメル質とフッ素が結合することで、酸に溶かされにくい表面になります。

③虫歯菌の活動を抑える

むし歯菌の働きを抑え、酸を作りにくくします。

私もよく間食をしたり、甘いものが好きなのでよく食べますので、フッ素には私自身助けてもらっているなぁという感覚があります。

最近はマスクをするせいかお口の中もよく乾燥します。

唾液が少ない状態も虫歯菌が活動しやすくなるのでフッ素配合歯磨剤はかかせません。

そんな頼もしい高濃度フッ素歯磨剤ですが、6歳未満のお子様には使用しないようにという注意もありますので、

正しい使用の仕方などはご自身であらためて確認していただくか、歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。

 

 

 

 

 

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