虫歯はどこからできる?

  担当: 院長 長谷川 | 2023.03.21

こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台院長の長谷川です。
かなり暖かくなってきて、春の訪れを感じますね。そろそろお花見のシーズンですが、北海道ではお花見しながらジンギスカンをよく食べます。桜の下でジンギスカン…本州の方からすると違和感のある風景かもしれません。
さて、本日は虫歯についてお話します。皆さんは虫歯ってどのあたりにできやすいと思いますか?
虫歯には実は「なりやすい」好発部位と呼ばれる箇所が3つあります。ここを注意すると虫歯予防に繋がりますので、ぜひ覚えていってください。
1つ目は奥歯の噛む面の溝の部分「小窩裂溝」です。小窩裂溝は非常に細くて深く、歯ブラシの毛先がなかなか入りづらい場所です。なるべく毛先の細い歯ブラシを使用する、ということや、シーラントと呼ばれる溝埋めのお薬で小窩裂溝を塞いでしまう、というのがこの部分の虫歯予防になります。(シーラントはお子さまを対象に行う治療になり、基本的に保険適用の治療になります)
2つ目は歯の根元の部分「歯頚部」です。歯頚部は歯茎の近くに歯ブラシを当てる意識をしっかりと持たないと汚れが残りやすく、虫歯になりやすい場所です。また年齢とともに歯ぐきが下がることにより、歯の根の部分が露出して、根面う蝕という根の部分の虫歯にも非常になりやすくなります。意識して歯ブラシを当てることや、フッ素を塗ることがこの部分の虫歯予防になります。(ただ強く歯ブラシを当ててしまうと歯茎が下がる原因になるので優しく当てることが重要です)
3つ目は歯と歯の間「隣接面」です。歯と歯の間は歯ブラシを当てても毛先が入らず、虫歯になりやすい場所です。しっかりと歯ブラシをしているのに、歯と歯の間は虫歯だらけということも少なくありません。ここの部分に関しては、デンタルフロスを使用して歯と歯の間に詰まってしまった汚れを掻き出す必要があります。少なくとも一日一回はデンタルフロスをすることがこの部分の虫歯予防になります。
この3つの部分に気をつけて、日々のケアを行い、虫歯を予防していきましょう。

歯ブラシの仕方やデンタルフロスの仕方がわからない場合は、ぜひ当院の歯科医師、歯科衛生士までお尋ねください。

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