治療の最後に塗られているのは

  担当: 歯科助手 佐藤 | 2024.12.05

皆さん、こんにちは!エムズ歯科クリニック港南台の佐藤です。



皆さん、歯科医院で治療を受けた際に最後に「フッ素」を塗布されたことはありませんか?

フッ素は、私たちの歯を守る大切な役割を果たしていますが、その働きや効果について、詳しく知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。

本日は、私たちの日常生活に欠かせない存在であるフッ素についてお話ししたいと思います。

まず、フッ素が歯に良いとされる理由からご説明します。

フッ素には、歯の再石灰化を促進する効果があります。

これは、歯の表面にあるミネラルが失われた後、再びミネラルを補充し、歯を強くする働きをすることを意味します。

また、フッ素は酸による歯の溶解を防ぐバリアのような役割も果たしてくれます。

日々の歯磨きに使われるフッ素入りの歯磨き粉は、私たちの歯を虫歯から守るための最初の防線とも言えます。

(当院でも取り扱っていますので是非チェックしてみてください!)

しかしながら、フッ素を使用する際には適切な量を守ることが大切です。

過剰に使用すると、歯に悪影響を及ぼす可能性もあるため使用方法には注意が必要です。

また、フッ素は子どもの頃からのケアが特に重要です。

子どもの歯は成長途中であり、フッ素を適切に摂取することで、強く健康な歯を育てることができます。

定期的な歯科検診と併せて、フッ素を含む歯磨き粉やフッ素洗口液の使用をお勧めします。

最後に、フッ素に関する誤解を一つ解いておきますね。

フッ素が健康に害を及ぼすという噂もありますが、適切な使用を心がければそのような害はありません。

フッ素は私たちの歯を守るための大切な味方なのです。

皆さんも、フッ素の力を借りて毎日の歯磨きを楽しみながら、健康な歯を保ちましょう。

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