こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台の助手、渡辺です。
6月に入り、梅雨の季節がやってきましたね。雨の日が続くと気分も沈みがちですが、そんな時こそ健康に気を使い、笑顔で過ごしたいものです。
今日は、歯周病と歯槽膿漏の違いについてお話しします。 歯周病と歯槽膿漏は、どちらも歯と歯茎に関わる病気ですが、その違いを理解することが大切です。
まず、歯周病について説明します。歯周病は、歯茎や歯を支える骨に炎症が起こる病気です。
初期段階では、歯茎が赤く腫れたり、出血したりすることがあります。この段階を「歯肉炎」と呼びます。
歯肉炎が進行すると、歯周病となり、歯を支える骨が破壊されることがあります。歯周病が進行すると、歯がぐらついたり、最悪の場合、抜け落ちることもあります。
一方、歯槽膿漏は、歯周病の進行した状態を指します。歯槽膿漏は、歯周病が進行し、歯を支える骨が大きく破壊され、歯茎から膿が出る状態です。
歯槽膿漏になると、歯茎が腫れ、痛みを伴うことが多く、口臭も強くなります。歯槽膿漏は、歯周病の最終段階とも言えます。
歯周病と歯槽膿漏の原因は、主に歯垢や歯石です。歯垢は、食べ物の残りかすや細菌が集まったもので、歯に付着します。
歯垢が硬くなると歯石となり、歯茎に炎症を引き起こします。
歯垢や歯石を取り除くためには、定期的な歯科検診と適切な歯磨きが必要です。 歯周病や歯槽膿漏を予防するためには、毎日の歯磨きが欠かせません。
歯磨きは、食後すぐに行うことが理想的です。また、歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の汚れもきちんと取り除くことが重要です。
さらに、定期的な歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。 歯周病や歯槽膿漏は、放置すると健康に大きな影響を与えることがあります。
例えば、歯周病が進行すると、心臓病や糖尿病などの全身疾患のリスクが高まることが知られています。
ですから、歯周病や歯槽膿漏の予防と治療は、全身の健康を守るためにも非常に重要です。
最後に、歯周病や歯槽膿漏に関する疑問や不安がある方は、ぜひエムズ歯科クリニック港南台にご相談ください。
私たちスタッフ一同、皆様の健康をサポートするために全力でお手伝いさせていただきます。 梅雨の季節も、健康な歯と笑顔で乗り切りましょう。