こんにちは。
エムズ歯科クリニック元住吉所属の歯科医師、竹中です。
近頃は、梅雨の晴れ間に覗く青空がまぶしいですね。
暑さが日ごとに増してきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
夏は楽しい季節ですが、様々な臭いが気になる季節でもありますね。
今日は、気になる臭いの1つである口臭についてお話しします。
口臭はどんな時に強くなるかご存知ですか?
朝起きた時や緊張した時、ストレスなど、病気でなくとも口が乾くと日常的に口臭が強くなることがあります。
いくつか対策をご紹介します。
・こまめに水分を摂取する。
口が乾燥すると口臭が強くなるのは、唾液によって洗い流されていた細菌が乾燥により増殖してしまい揮発性硫黄化合物という臭いの元が発生することが原因です。
唾液の代わりに水分を自分で摂取することで、細菌の増殖を抑えることができます。
飲むのもは水か、抗菌作用を持つカテキンが含まれる緑茶がおすすめです。
・大きく口を開けて話すことで唾液の分泌を促す。
マスクでの生活によりあまり大きく口を開ける機会が減っています。
マスクの下でできるだけ大きく口を動かしたり、家族など身近な人と積極的に話してみてください。
・舌を清掃する
歯磨きは習慣的に行う方が多いかと思いますが、舌はどうでしょうか?
舌の上についている白い物は舌苔といい、細菌の塊です。
舌専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。
・ガムを噛む
咀嚼により唾液の分泌を促すことができます。
更に、ガムが舌苔を除去する効果も期待できるのでおすすめです。
糖質の入っていないキシリトール配合のものを選ぶと良いです。
また、歯周病、むし歯も口臭の原因となります。
歯科医院での定期な健診をおすすめします。
他人には中々話しづらい口臭ですが、口腔の専門家としてご相談お受けいたしますのでご安心ください。
気になる場合はお気軽にお問い合わせください。