悩まず楽しい食事

担当: 歯科技工士 小澤 | 2022.01.11

こんにちは、歯科技工士の小澤です。

寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?

私は、スノーボードが趣味の1つなのですが、まだ行けていないので1回は行けたらなーと考えております。

ゲレンデは、普段東京ではあまり触れることのない雪が一面に広がり、自然と接している感じがして気分転換になります。

そして、体を動かしてお腹が空いた状態で、雪を見ながら食べるカレーが格別に美味しいのです。

普段東京で暮らしてると、なかなか味わえない開放的な感覚になれるような気がします。

しかし、スノーボードをしている最中なので、歯に着色しやすいカレーを食べた後なのに歯磨きが出来ないのが少し気になってしまいます。

皆さんの中に、普段からコーヒーが手放せない方や、食後に歯磨きができない状況で、歯の着色でお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

歯の着色には、歯の表面に色素が付く外因性のものと、歯の内部の変色による内因性のものがあります。

まず、外因性のものの原因としては、食べ物や飲み物に含まれる色素が歯の表面に固着したものや、喫煙する方はタバコのヤニが歯の黄ばみなどの原因になります。

着色のしやすい食べ物として、コーヒー、紅茶、赤ワイン、チョコレートがよく知られているかと思います。

歯の表面にはペリクルと呼ばれる薄い膜があり、虫歯菌が歯を溶かす酸から歯を守ってくれる役割がある一方で、歯に色素をくっつけてしまうという働きもしてしまいます。

 

つづけて、内因性のものの原因としては、加齢と共に歯の色が変化して行く可能性があります。

歯の表面を覆っている透明感の強いエナメル質が少しずつ減っていき、その反面、歯の内側にある黄色味のある象牙質の厚みは増していく為に、歯の色が加齢と共に黄色っぽく変化していくと考えられます。

 

着色をなるべく防ぐ方法として、外因性の着色の場合は、着色の原因となる食べ物や飲み物を口にした後、早めに歯磨きをする事で着色をしにくく出来ると思います。

すぐに歯を磨けない状況でも、なるべく早めに口をゆすぐようにすれば、着色をしにくく出来ると思います。

歯ブラシで落ちなくなってしまった着色は歯科医院でのクリーニングや、内因性の着色もホワイトニングで歯を白くする事が出来ます。

その他にも、色々な原因によって歯の色でお悩みの方がいらっしゃると思いますが、解決できる方法があると思いますので、歯科医師や歯科衛生士に相談してみてください。

 

正しい知識を身につければ、着色を気にせず楽しく美味しいものを食べたり飲んだりできますよね。

それでは、寒い日が続きますがお体にお気を付けてお過ごし下さい。

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