知覚過敏について

担当: 管理栄養士 長坂 | 2026.04.04

こんにちは。エムズ歯科クリニックの長坂です。桜が咲き始め、春らしい暖かさを感じる季節になりましたね。新生活が始まる方も多く、環境の変化で体調やお口の状態が揺らぎやすい時期でもあります。

最近、患者さんから「冷たいものがしみる」「歯磨きのときにキーンとする」というご相談をよくいただきます。これは“知覚過敏”の可能性があります。

■ 知覚過敏の主な原因

知覚過敏は、歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根元が露出することで起こります。
日常の中にも原因が潜んでいて、例えば…

• 強い力での歯磨き
ゴシゴシ磨きはエナメル質を削り、歯ぐきも下がりやすくなります。
• 歯ぎしり・食いしばり
歯に大きな負担がかかり、表面がすり減りやすくなります。
• 酸の強い飲み物のとりすぎ
エナメル質が柔らかくなり、削れやすくなります。
• 加齢による歯ぐきの後退
年齢とともに歯の根元が見えやすくなり、しみやすくなります。

こうした要因が重なることで、冷たいものや歯ブラシの刺激が神経に伝わりやすくなり、あの“キーン”とした痛みが出てしまいます。

■ 自分でできる知覚過敏対策

ここからは、日常生活の中でできる対策をご紹介します。

• やさしく磨ける歯ブラシを使う
毛先の柔らかいものを選び、力を入れずに磨くのがポイントです。
• 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
続けることで刺激を感じにくくなる成分が働きます。
• 酸の強い飲み物は“だらだら飲み”しない
エナメル質が溶けやすくなるため、飲む回数や時間を意識すると安心です。
• 水分補給をこまめに
唾液が減ると歯が守られにくくなるため、春の乾燥対策としても大切です。
• 食いしばりが気になる方はリラックスを意識
無意識に力が入りやすい方は、深呼吸やストレッチも効果的です。

症状が続く場合は、歯科医院でのコーティング処置などで改善することもありますので、気になる方は早めにご相談ください。

春は新しいスタートの季節。しみる不快感をそのままにせず、快適に過ごせるようサポートできれば嬉しいです。

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