フッ素入りの歯磨き粉の正しい使い方

担当: 歯科医師 村木 | 2022.05.10

こんにちはエムズ歯科クリニック元住吉の村木です。

 

今回は歯磨き粉についてお話させて頂きます。

皆さんは歯を磨く際に歯磨き粉を使用していますか?歯磨き粉には虫歯を予防するのに効果的なフッ素が入っている事は知っている方が多いと思いますが正しい使い方が出来ているでしょうか?

フッ素をの配合された歯磨き粉を使用する場合はフッ化物配合歯磨剤の量・ブラッシング時間・すすぎに使用する水の量がブラッシング後の口腔内のフッ化物濃度に影響を与えることが分かっています。

フッ素は歯のエナメル質のを強くしたり、虫歯になりかけている歯の再石灰化を促進、細菌酵素の抑制する効果があるので虫歯予防に大きく関わっており、フッ素を効果的に利用することは歯を守ることに繋がります。

まず歯磨剤の量ですが15歳以上には2cmのフッ化物含有歯磨剤の使用が推奨されています。フッ素の含有量は1500ppmのものがおすすめです。

続いてブラッシング時間ですが口腔内のフッ化物濃度を高めるためには2分以上のブラッシングが推奨されます。

最後にすすぎ方です。大量の水で強くすすいでしまうとお口の中のフッ素が流れてしまうので少量の水で軽くゆすぐ程度に控えて頂ければと思います。

分からない事がございましたらお気軽にお尋ねください。

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