こんにちは！

エムズ歯科クリニック元住吉所属の歯科医師、竹中です🐼

寒さも和らいできて、桜が咲き始めましたね！

当院も新しい年度に向けた準備を進めております^ ^

新しい年度が始まって忙しくなる前に一度口腔内を整えるのはいかがでしょうか？

虫歯は時に激痛で寝れないほど痛むこともある、怖い疾患です。

本日は、虫歯がどんな状態で進むのか説明していきます。

虫歯は5つのレベルに分けられます。

初期虫歯：再石灰化という修復能力がある、削らなくていい虫歯です。

白く濁った色をしています。

フッ素を塗ることで虫歯の進行を防ぐことができます。

痛みはありません。

う蝕第一度:歯の1番表面の層、エナメル質のみの虫歯です。

小さな虫歯なので痛みはありません。

虫歯の部分を除去し、プラスチックなどで詰め物をすることが多いです。

初期の虫歯は自分で気づけることは少ないので、定期検診で早期に発見する必要があります。

う蝕第二度:歯の内側の層、象牙質にまで及んでいる虫歯です。

冷たいものや温かいものがたまにしみるような症状がでることもあります。

こちらはプラスチック、金属、セラミックスなどで詰め物をすることが多いです。

こちらも気づきにくい虫歯ですが、範囲が広いとたくさん歯を削る必要が出てくるため、症状が少しでもある場合は早期に受診してもらうことがとても大事です。

う蝕第三度:歯の深層、神経にまで及ぶ虫歯です。

頻繁に痛みを感じる、しみるなどの症状があります。

歯が欠けてくるような虫歯はこちらの場合が多いです。

神経まで虫歯が及んだ場合、神経を抜く「根の治療」が必要です。

根の治療は治療回数が多く、歯もたくさん削り、歯自体の寿命が縮んでしまいます。

この段階になる前の小さな虫歯の段階で発見し、処置することが大切です。

う蝕第四度:虫歯が大きくなり、歯の頭の部分（歯冠）が崩壊した状態です。

神経が死んでいたら無症状ですが、虫歯の感染が頬まで進み顔が腫れて痛むこともあります。

ここまで虫歯が進むと歯を残すことができません。

必ずこうなる前に治療しましょう。

いかがでしょうか？

新しい生活で忙しくなる前に、口腔内を整えるのをおすすめします。

虫歯以外のご相談も承っておりますので、お気軽ご連絡ください^ ^