こんにちは!
エムズ歯科クリニック元住吉歯科医師の大島です。
日中は暖かくなることも増えてきて春のにおいがしてきましたね。3月は入れ替わりの季節で忙しく、ついつい歯磨きを忘れたなんてことはありませんか?
歯磨きをしないと歯の表面に食べかすなどと共にプラークと呼ばれる細菌の塊が着きます。プラークの中にはむし歯菌も存在し、食べかすを分解して酸を作り出します。
その酸が歯を溶かしていくことでむし歯となるのです。
歯の構造は外側から一番硬いエナメル質、柔らかい象牙質、歯髄いわゆる神経で作られています。
エナメル質でのむし歯は脱灰しているだけで、しっかり歯磨きすることで再石灰化し治療の必要はありません。
しかし象牙質に達すると進行も早く治療をして取り除かないと、神経に達しズキズキと何もしなくても痛いため神経を抜かざるを得なくなってしまいます。
むし歯は小さければ小さいほど歯を削らずに済みます。ぜひ気が向いた時にお近くの歯科医院に検診へ行ってみてください。