こんにちは。
エムズ歯科クリニック元住吉の歯科医師の藤本です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、富士山を登る機会があったのですが、富士山では、環境保全の観点から歯磨き粉は使ってはいけないことを登山ガイドの方から教えていただきました
皆さんは普段、歯磨き粉を使って歯を磨いていますか?
本日は、どうして歯磨き粉をつけるのか。そして、歯磨き粉には何が入っているのかをご紹介させていただきたいと思います。
まずは、どうして歯磨き粉をつけるのか。
一言で言うと、それはお口の中を健康に保つ成分が入っているからです!
ただ歯ブラシで歯を磨くよりも、様々な成分を含んでいる歯磨き粉を付けて磨くことで、より効果的にお口の中をきれいにすることができます。
例えば、歯を失う原因の第1位の歯周病や第2位の虫歯の予防することができたり、
プラークを分解し、弱った歯肉を元気にしてくれます。
また、知覚過敏軽減といった作用の成分が含まれているものもあります。
では、具体的にどんな名前の成分が入っているのかをご紹介させていただきます。
・歯周病の予防
塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化リゾーチーム、グルクロン酸クロルヘキシジン
・虫歯の予防
フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム
・プラーク(歯石)の分解
デキストラナーゼ
・歯石の沈着を防ぐ
ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム
・歯肉の活性化
酢酸トコフェノール、トラネキサム酸
・知覚過敏軽減
硝酸カリウム、乳酸アルミニウム
他にも口臭予防や発泡剤など、歯磨き粉の裏面には、どんな成分がはいっているかの詳細が記載されています。
成分の役割を知ることで、この成分が入っているからこの歯磨き粉を使うといった選び方もしてみてはいかがでしょうか。
どんな歯磨き粉を使えば良いのか気になった方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。