こんにちは。エムズ歯科クリニック能見台の松尾です。
最近、はじめて顎関節症を経験しました。おそらく仕事中や夜間の食いしばりが原因なのですが、口を開けるとき閉じるときにかなりの痛みが出てしまいました。
指一本分しか口が開かない上に硬いものが噛めないので、食事がかなり制限されてしまいました。日頃患者さんに口腔機能の大事さを伝えているのですが、今回改めて、身をもって体感できました。
口腔機能と聞くと「物を噛む」を一番に思い浮かべると思いますが、実はそれ以外に「呼吸をする」「飲み込む」「話す」など様々な機能があります。
これらは硬組織(歯や骨)、軟組織(粘膜、筋肉)を使って発揮される機能で、どちらが欠けても口腔機能は低下します。
歯が無くなると上手く食べられなくなる、というのはイメージしやすいですが、舌やのどの筋力が低下すると、噛みたい物を歯に誘導できなかったり、かみつぶしたものをのどに送れなかったりします。
普段飲んだり食べたりしているときにムセてしまう方は、飲み込む機能が低下してしまっているかもしれません。
こういった筋力に関係する口腔機能の低下は、からだと同じようにトレーニングで改善することがあります。
エムズ歯科クリニックでは訪問診療を行っており、必要な患者様には普段からこういったトレーニング(口腔リハビリテーション)を行っております。
食事のしづらさや、飲み込みづらさ、ムセやすさなど
気になる症状がございましたら、一度歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。