口臭について

担当: 歯科医師 小野 | 2024.02.19

こんにちは。エムズ歯科クリニック能見台所属の歯科医師の小野です。

今回は口臭についてお話ししようと思います。

口臭は社交的な場面や日常生活で気になる方もいらっしゃると思います。

ニンニクやアルコール、タバコなどの匂いが強いもの口にしたときは口臭が強く出てしまうことはもちろんあるのですが、全く口にしていない時にも口臭を感じてしまう場合では、以下の4つが主に大きな原因として考えられます。

1舌苔による口臭

2虫歯・歯周病による口臭

3歯石・歯垢による口臭

4唾液が少なく、口腔内が乾燥することによる口臭

舌苔とはベロの真ん中ほどに溜まっている白いものです。こちらは舌の表面の溝に細菌、汚れがついてたまることで形成されます。

歯ブラシをどんなに頑張っていても、歯間ブラシフロスなどを併用しないと、どうしても磨き残しが出てきてしまうのですが、口腔内の衛生環境が悪くなることで臭いが出てきてしまいます。

特に歯周病が進行してきてしまうと生ゴミに近い臭い、磯くさい臭いなど、特徴的な臭いになり、さらに悪化すると歯茎から膿の臭いも漂ってきてしまいます。

口呼吸を習慣的にしている方や、寝起きの口腔内など、唾液が飛んで乾燥してしまうと、細菌の働きも優位になってこちらも臭いの原因になってきてしまいます。

 

これらの口臭の原因を予防するために様々な方法があるのでいくつか紹介させてもらおうと思います。

やはり最も効果のある方法は「クリニックで定期的にクリーニングを受けること」になります。

ご自身では磨けた気になっていても意外と磨き残しは多く生じてしまうので、定期検診を受けることで汚れを除去し、自分がどこの部分の歯磨きが苦手なのかなどもアドバイスをさせていただくことで、汚れがたまるのを予防していきます。

そのほか自宅で行う予防法としては、食後に歯磨きうがいを行なったり、舌ブラシを使い舌苔の除去を行うことで臭いの原因となる最近たちを減らして予防することができます。

食事をよく噛んで食べることや、こまめな水分補給、唾液腺マッサージなども口腔内の乾燥を防ぐのに有効ですのでよければ試してみてください。

口臭には様々な原因があり、特に自覚症状の少ない歯周病は知らず知らずのうちに進行し重症化してしまうこともありますので、ご不安な方はいつでも相談してください。

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