小児矯正について

  担当: 歯科医師 中保 | 2023.07.31

こんにちは。
暑さも夏に向けて本格的になってきた中皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回はマウスピースを用いた矯正についてお話ししましたが今回は子どもの時期の矯正についてお話ししていこうかと思います。

健康な歯並びは、子供の口腔の発達と将来の口腔健康において非常に重要です。小児矯正は、子供の歯並びや噛み合わせの問題を早期に診断し、治療するための方法です。

  1. 小児矯正の重要性: 小児矯正は、子供の歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見し、適切な治療を行うことで、将来の口腔健康を促進します。正しい歯並びは、咀嚼機能や言語発達、自信の向上などにも影響を与えます。また、歯並びの問題が放置されると、咬合異常や顎の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
  2. 適切な時期: 小児矯正の適切な時期は、個人によって異なりますが、一般的には6歳から12歳の間が推奨されます。この時期は、乳歯が交換される混合歯列期と呼ばれ、将来の歯並びを正すために最適な成長段階です。早期の治療は、顎の成長をコントロールし、将来的な歯並びの問題を軽減する助けとなります。
  3. 小児矯正の種類: 小児矯正には、異なる種類の治療方法があります。例えば、取り外し式矯正装置(リテーナー)やブラケット矯正(歯列矯正装置)などがあります。適切な治療方法は、子供の個別の状況や問題に基づいて歯科医師が判断します。早期の治療は、小児矯正の種類や治療期間に影響を与える場合もあります。
  4. 小児矯正のメリット: 小児矯正のメリットは多岐にわたります。正しい歯並びは、子供の咀嚼機能を改善し、言語発達を促進します。また、顎の成長を正常化することで、将来的な顎関節の問題や歯の摩耗を防ぐことができます。さらに、美しい笑顔と自信の向上にもつながるでしょう。

以上のような点から虫歯だけでなく、歯並びについても子どもの頃から整えてあげるとより歯が長持ちする理想的なお口の環境を作ることができます。もし、お子さんを歯医者につれていくような機会があればぜひそのあたりまで聞いてみて下さいね。ただ、注意としては保険適用外の自由診療という形になりますので60万前後費用がかかってしまいます。その価値はあるかと思いますが留意しておいて下さい。

 

では、これから暑くなってきますが体調にも気をつけてこまめに水分補給も欠かさないで下さいね。

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