こんにちは。
エムズ歯科クリニック能見台 歯科衛生士の中川です。
2024年になりました。
今年の目標はみなさんありますか?
私は、こころもからだも健康で過ごしたいと思っています。
そして、患者さまにもお口の健康から全身の健康に繋げるサポートをしていきたいと思います。
さて、今回は「歯周病」についてお話ししたいと思います。
歯周病とはどのような病気かご存知ですか?
歯周病とは、細菌の感染によって歯ぐきが赤く腫れたり、歯が抜け落ちたりする病気です。
歯周病は歯そのものに影響を及ぼすだけでなく、歯周病菌が血液と一緒に全身を巡り、全身疾患(心臓病、糖尿病、肺炎、骨粗鬆症、早産など)を引き起こす原因にもなります。
では、歯周病はどうしたら予防できるのでしょうか?
歯周病を予防するには「歯磨き」が大切です。
歯磨きなら毎日やっている!という方でも、プラーク(歯垢)を取り除く磨き方をできていますか?
正しい磨き方をしなければ、1日に何回磨いても歯周病になりうる可能性があります。
歯を「磨いている」から「磨けている」にすることが大切です。
歯ブラシは1ヶ月以上使ったり、毛先が広がったものを使っていませんか?
このような状態だと、菌が増えてしまったり、汚れを取る効率が悪くなってしまいます。
歯ブラシのみでの清掃効果は約60%。
歯間ブラシやフロスを使用することによって80〜90%にあがるといわれています。
そのため、歯ブラシの毛が届かないところ(歯と歯の間)は、歯間ブラシやフロスを使うことをオススメします。
歯周病は痛みなく進行してしまうため、歯の定期検診を行い問題がないか確認を確認することが大切です。
どのような歯ブラシがいいのか、フロスや歯間ブラシの使い方がわからないなど、ご質問があれば定期検診の際にお伝えすることもできますので、当院の歯科衛生士にお気軽にご相談ください。