こんにちは。
エムズ歯科クリニック下落合の井手です。
今年も半分が過ぎようかとしていますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
暑くなり、マスクを外す機会も多くなってくるかと思います。
その時、ご自身の息の匂いは大丈夫ですか?
なかなか自分では口臭に気付かず相手を不快させているケースもあるかと思います。
指摘してもらえれば良いですが、なかなかそういった指摘はしづらいということもあり気付かないまま放置になっていることも多々あります。
口臭には様々な原因があり、歯ベカス等を細菌が分解して発生したガスによるニオイや、唾液が少なくなった時にニオイが強くなったり、舌に溜った汚れの舌苔や歯周病によるニオイなど様々です。
食べカスを分解して発生するガスはメチルメルカプタンや硫化水素、ジメチルサルファイドなどがあり、それぞれ玉ねぎが腐ったようなニオイ、卵が腐ったニオイ、キャベツが腐ったニオイになります。考えただけで嫌なニオイですよね…
唾液が減少してくると、自浄作用が弱くなりたんぱく質を分解する細菌が増える為口臭が強くなります。唾液が減少する場合としては朝起きた時や長時間食事をいていなかった時、ストレスやホルモンの変化の時に唾液の分泌が減ります。
舌苔が多く溜ってしまう状態であれば、それが口臭の大きな原因になっている場合もあります。この場合は舌ブラシを使用して舌苔の除去を行いましょう。
舌みがきは一日一回で十分です。多く溜りやすい朝に行うのが効果的です。
舌はデリケートな部位なので、ブラシで何度も強くこすらず、優しく行いましょう。
その際、舌を前方に大きく突き出し舌の奥から手前にかけてブラシを動かしましょう。
日頃の歯磨き一日一回の舌ブラシをしっかりとして、休息をとり心身をリラックスさせることで強い口臭は防げるはずです。
気になった方はぜひ試してみましょう。