こんにちは。エムズ歯科クリニック下落合、管理栄養士の中澤です。
少しずつ暑さが和らぎ、秋の訪れを感じられる季節になりました!
この季節になると「食欲の秋」「実りの秋」と言われるように秋はおいしい食べ物がたくさん採れます。
旬の食材を知り、積極的に食事に取り入れていきましょう!!
突然ですが皆さんはよく噛んで食事をしていますか?
よく噛んで食べることは大切だと分かっていても、あまり噛まずに飲み込んでいる人は多いのではないでしょうか。
近年、年齢を問わず軟らかい食べ物を好む傾向があり、よく噛んで食べる食材は敬遠されがちです。
軟らかい食べ物ばかり食べていると、噛んだり飲み込んだりといった口腔機能が低下します。また、口腔機能が低下すると健康面にも大きく影響することが分かっています。
噛む機能と飲み込む機能が低下すると、食べたいものを思うように食べられなくなります。
例えば、お肉や野菜が噛み切れなかったり飲み込みにくかったりすると、たんぱく質摂取不足で筋肉量が落ちてしまったり、
食物繊維不足やビタミン・ミネラル不足で便秘や身体機能を維持できなくなってしまいます。
その分、軟らかくて食べやすいご飯やパン、麺などの炭水化物の多い食品の摂取が増えていきます。
しっかり噛めない状態が続くと、筋肉や免疫、代謝などの機能にも悪影響が起こります。コミュニケーション能力の低下や食べこぼし、認知機能の低下につながります。
口腔機能の改善は、認知機能低下予防につながります。
そのため早い段階で口腔機能の低下に気付いて適切な対応をすれば、改善も早く、健康な口を維持できます。
そのためにも定期的に歯科検診の受診をおすすめします◎