歯肉の炎症について

担当: 歯科衛生士 阿部(智) | 2022.10.12

こんにちは。

エムズ歯科クリニック下落合で歯科衛生士をしております阿部です。

10月に入り過ごしやすい気候になってきましたね。

季節の変わり目なので体調など崩しやすい季節なので、お身体に気をつけていきましょう。

本日は歯肉についてお話しして行こうと思います。

さて、皆さんは歯周病というワードを聞いたことがありますでしょうか?

歯磨き粉や、うがい液のCMなどで聞いたことがあっても

比較的ご年齢の若い方などは何となくしか知らないかもしれませんね。。

 

ちょっと突然ですが、皆様に質問です!

普段歯磨きの時に歯肉から血がでた、なんてことはなかったですか?

もしくは歯磨きの時に限らず、歯肉が腫れて痛いな…と感じた事はなかったですか?

 

私自身、昔は歯ブラシをするときに出血してしまう事が多かったのですが、

何も知識もなかったので、歯ブラシしたら出血するのは普通の事だと思っていました!

 

しかし、これらの「歯肉から血が出る」「歯磨きをしたら痛かった」という症状は

歯周病になっている可能性が高い兆候のひとつです。

 

歯周病とは、正確には歯肉炎と歯周炎の2つの総称です。

歯肉炎は歯肉に細菌の塊のプラークと呼ばれる汚れや歯石がつき、歯肉にのみ炎症が起きている状態を指します。

歯肉炎になると歯茎が赤く腫れたり、血が出てきたりします。

昔の私は歯磨き不足により歯肉炎の状態だったのではないかと思います。

歯肉炎の状態が進んでしまった状態を歯周炎と言います。

歯周炎になると歯肉だけではなく、歯を支える骨まで影響を受けて、骨が溶けてしまい、

つまり、歯肉炎の症状に加えて歯がグラつき、悪化すれば歯が抜けてしまうのです。。

 

実は、あるデータによると、

私たち日本人は、歯を失う理由は「むし歯よりも歯周炎が多い」と報告されています!

 

要するに、歯周病はあなどれない怖い病気、ということなのです。

歯周病にならないためには、まず日常の歯磨き習慣がとっても大切です!

そして、ご自宅のケアだけでは、お口の状態を適正に判断できないので、

歯科医院いよるプロケアを受けて、歯周病になる前に未然に防ぐ事が重要です。

ご自身が歯周病になっていないから不安な方などはぜひ一度クリニーニングなどでお越しください。

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