皆さんこんにちは。エムズ歯科クリニック下落合、管理栄養士の中澤です。
朝・夕の空気がとても冷えてきて、寒さの厳しい季節になってきました。気温差も激しく、風邪を引きやすい時期になりますので体の温まる食事で寒さを乗り切りましょう!また12月は慌ただしい季節の始まりです。特に年末年始は生活リズムが乱れやすくなります。早寝・早起き、食事時間をきちんと決めるなど生活リズムを整えるように心がけましょう。
今回は、口腔ケアの大切さについてです。
寒くなるこの時期、インフルエンザやノロウイルス、感染性胃腸炎などの感染症が流行する季節です。冬に感染症患者が増えるのは、空気が乾燥していることで、空気中にウイルスが漂いやすくなるとともに、乾燥を好むのでウイルスの感染力そのものも強まります。
さらに、他人のくしゃみや咳も空気が乾燥していると飛沫に含まれるウイルスが遠くまで飛びやすくなります。よって、感染が広がり、感染のスピードも速まります。
人の喉や鼻の中は粘液で適度に湿っていてウイルスの侵入を防ぐ役割をしています。しかし、冬の乾燥によって喉や鼻の粘膜も乾燥するためウイルスが体内に侵入しやすくなります。
また、口の中の細菌が作り出す「プロテアーゼ」という酵素が粘膜を破壊することで、さらにウイルスが侵入しやすくなります。
歯垢や歯石、舌苔などお口の中が汚れていると細菌が繁殖してプロテアーゼが増えるので、毎日の歯磨きが大切になっていきます。
合わせて手洗いうがいも行い、感染症対策をしていきましょう!