こんにちは。
受付の西村です。
もうすぐお花見の季節ですね。
ここ最近は、お花見できていないなとふと感じます。
しかし今年はコロナ政策も緩和され、マスク着用義務がなくなるそうなので、
まだ気をつけながらも少しずつ、
今までのようにお花見など楽しめたらいいなと思っています。
私はあまり歴史の勉強をしてこなかったのですが、
「お歯黒」という昔の文化を皆さんはご存知でしょうか。
明治初期まで続いた女性特有の文化とされていますが、
江戸時代では既婚女性がするものだったそうです。
このお歯黒ですが、塚やお墓から掘り起こされたお歯黒の歯にはむし歯がほとんどなく、
またむし歯が始まってから結婚しお歯黒を付け始めたと思われる女性は、亡くなるまでそのまま進行が停止し、
お歯黒にはむし歯を予防する作用があるばかりでなく、
その進行を抑制しさらに、知覚を鈍麻する作用があったとされています。
正直なところ、今の時代を生きている私からすると、
歯は白いほうがきれいだと思いますし、結婚したら黒く染めるなんて、、、と思ってしまいます。
ですが、虫歯にならずに済むというのは羨ましいなと感じます。
なんと今、このお歯黒の有効成分が注目され、製品として開発されているそうです!
歯に接着するセメントに加えて、治療後むし歯になりにくいように利用されているとのことです。
この成分がより注目され、歯磨き粉や透明なコーティング剤などがあれば、
虫歯になる人も少なくなるのではないかと期待しています。
それでも、自分で行う日々のケアが、
虫歯や歯周病予防にはとても重要ですので、
丁寧に行っていきましょう!