こんにちは。エムズ歯科クリニック技工部、歯科技工士の大山です。
近頃暖かくなり、東京でも桜の開花宣言がでて春の訪れを感じます。
去年に引き続き、みんなで楽しくお花見ということはできませんが、家ではインターネットを通じて友人とオンライン飲み会というもので楽しむことができますので、今年は画面越しでもみんなで笑って楽しみたいと思います。
笑うといえば、歯科ではスマイルラインと呼ばれる前歯に関する目安となる言葉があります。
少し笑ったときの下の唇の曲線と上の前歯6本の先端が調和するところを呼称したものですが、補綴物をつくるときにとても重要な目安の一つです。
このスマイルラインと顔全体の雰囲気の調和がとれているかが、前歯を美しく見せれるかどうかの目安の一つとなっています。
ですが、あくまで目安の一つで、男性、女性、年齢だけでなく、顔の形や大きさなど、たくさんの不確定要素をもっています。
世の中に全く同じ人間がいないように、歯もまた一人ひとりが異なります。スマイルラインもまた一人ひとり違うので、それらを読みとって、その人に合った個性を表現することがとても大切なことだと思います。
外出時にはマスクが欠かせませんが、画面越しでも友人たちと笑って楽しめるのは嬉しいことです。
来年は友人たちの笑顔、スマイルラインを花見をしながら楽しみたいものです。