歯周病について

担当: 歯科技工士 大山 | 2021.05.25

こんにちは。エムズ歯科クリニック技工部、歯科技工士の大山です。

テレビ等のCMや歯科関係の物品、歯磨き粉やデンタルフロスなどで「歯周病」予防という言葉を耳にしたりしますが、歯周病というのは歯の周りにある歯肉や骨、歯を支えている歯根膜など呼ばれる組織に起きる炎症性の病気をまとめた総称です。

主に歯肉炎と歯周炎の2種類に大きく分けられていて、歯肉炎は歯肉のみが赤く腫れる病気に対して、歯周炎は歯肉だけでなく、歯を支えている歯根膜や骨にまで炎症が進んでしまった状態です。

 

歯周炎が進行してしまうと、歯を支える組織がおとろえていくため、歯がぐらつき、噛むことが難しくなっていき、最後は自然に抜け落ちてしまいます。

歯を失う原因は虫歯によるものだと思う方が多いと思いますが、歯周病、特に歯周炎による原因の方が同じか、虫歯以上に多いです。

 

歯周病は、プラークと呼ばれる歯の表面に付いている細菌のかたまりが主な原因と言われています。他にも糖尿病や生活習慣病との関係性も近年では指摘されています。

なかなか症状が分かり難く、自覚症状がでたころには手遅れである場合もあるため、普段の歯磨きだけでなく、定期健診や定期的な歯石除去が大切です。

歯磨きだけでは届かないところもしっかりと確認し、手入れしてもらい、予防していくことで歯周病からご自身の歯を守っていきましょう。

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