こんにちは。エムズ歯科クリニック祐天寺所属歯科医師の石渡と申します。

いよいよ2021年も残すところあと僅かですね。今年も新型コロナウィルスに翻弄された一年でしたが、夏には東京オリンピック・パラリンピックの開催など明るいイベントもありましたね。

来年も少しでも明るいニュースが多いと嬉しい所です。

さて、この季節になりますと例年ウィルス性の感染性胃腸炎も流行しますよね。

嘔吐、下痢、発熱など苦しい症状が特徴の疾患ですが、この胃腸と関係する疾患が歯科の分野でもあります。

それが歯周病です。口の中の話が何故胃腸と関係するのかピンとこない人も多いと思いますが、口腔内の歯周病菌を飲み込む事により胃腸に流れ、そこから全身循環すると、関節リウマチ、非アルコール性脂肪疾患、動脈硬化症、ガンなど様々な病気を発生させる可能性があると言われています。

今現在その分野は研究が進んでおり、今後他の様々な全身疾患との関係性も分かって来るかもしれません。

歯周病は口腔内の歯周病菌が繁殖し発現する事が主ですが、噛み合わせやご自身の免疫力の問題でも発症が進んでしまいます。

最近歯ブラシをすると出血する、口臭が気になる、歯がぐらつく、など気になる症状がありましたら是非お近くの歯科医院を受診して下さい。

当院ですと、歯周病菌の除去・噛み合わせ確認の他に、当院の管理栄養士による免疫力アップを目的とした食事栄養指導も受けることができますので、ご興味ある方は是非ご連絡下さい。

お口のトラブルは年内にしっかり解決し、2022年を健やかな気持ちで迎えられるようにしましょう。