こんにちは。
エムズ歯科クリニック祐天寺、管理栄養士の折原です。
まだまだ寒い日が続いていますが、皆様ご体調はいかがでしょうか?
私は朝晩の冷え込みに震えています…。
でもそんな寒い時に食べる温かいご飯が大好きで、今日は何を食べようかなと少しワクワクしながら通勤しています!
さて、冬らしい食べ物と聞かれると、皆様は何を思い浮かべますか?
お鍋や焼き芋などいろいろありますよね!
そんな中でも、私はお餅が大好きで、冬はほぼ毎朝食べています◎
鏡開きは過ぎてしまいましたが、本日はお餅の栄養についてお話ししたいと思います。
お餅2個で、白飯約1杯分のエネルギー量に相当します。
お餅の大きな特徴は、アミロペクチンというでんぷんが多く含まれているところです。
白米は80%ほどなのに対し、お餅の原料であるもち米は100%がアミロペクチンで構成されています。
このアミロペクチンがもち米特有の粘り気を作り出しており、この粘りのために消化酵素がなかなか入り込めず、分解するまでに時間がかかります。
そのため、お餅は白飯に比べて腹持ちが良いと言われています◎
また、この粘り気のため、白飯よりも多く咀嚼する必要があります。
咀嚼回数が増えると満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、よく噛むことで唾液がよく分泌されると、歯の汚れが洗い流され、むし歯の予防にも繋がります。
ただ、お餅は炭水化物であり、単体で食べると血糖値が上昇しやすいので、食べる時には野菜やタンパク質源であるお肉・お魚を先に食べることがおすすめです◎
さて、お餅の栄養はいかがでしたでしょうか?
季節の食べ物を堪能して、まだまだ冬を楽しみましょう!
美味しく食べるためには自分の歯がとても大切なので、ぜひ定期検診にもいらしてくださいね。
スタッフ一同お待ちしております。