皆さんこんにちはエムズ歯科クリニック祐天寺歯科医師の牧田です。 

  11月に入りすっかり寒くなり、年末も近づいてくる季節になりましたね。

今回は、「インプラント」という治療について聞いた事があると思いますが、そもそもインプラント治療についてしっかり説明を受けた事が少ない方もいらっしゃるかと思います。

そこで今日はインプラントについてお話をさせて頂きたい思います。 

そもそも「インプラント」治療とは、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった際にその失った歯を補うために行う治療方法の１つの事で、インプラント体、アバットメント、上部構造の3つの構造で成り立っています。

実際の治療の流れと合わせてインプラントについてご説明していきます。まず最初にインプラント体という人工の根の部分を骨に植える手術を行います(1次オペ)。この時は主に植えたインプラント体は歯茎を縫って数ヶ月間は骨とのくっつきを良くするためそのまま寝かせて待ちます。植える位置や骨の状態によって待つ期間が変わります。

数ヶ月待った後は、歯茎を開いてインプラント体にアバットメントという真ん中の部分を装着する手術を行います(２次オペ)。そして最終的に上部構造といういわゆる被せ物を装着する事で1本の歯が完成するのです。

インプラントは歯を失った際に補う治療として、ブリッジや入れ歯に比べて天然の歯にかなり近い昨日での回復ができ見た目もとても良いという利点がありますが、骨を削ったり歯茎を切るなどの外科処置や治療期間が長くかかる点、また保険の効かない自由診療であるため費用がかかる(税込66万円/本〜)という欠点もあります。

当院ではやむを得ず歯を抜く必要が出た場合には、専門のスタッフより治療方法に説明を行った上で患者様に選択して頂いております。詳細についてはいつでもお気軽にお聞き下さい。