こんにちは、歯科医師の瀬田です。
3月になり、進学や就職が決まり来月から環境が大きかわる人も多いですよね。もし、近所に小さい時から通っている歯科医院があれば最後に検診とクリーニングに引越し準備の一つと思い行ってみてください!
突然ですが、虫歯になったことはありますか?
そう、今月は歯科において大きなテーマである虫歯についてです。昔に比べると、学校での教育やテレビCM、フッ化物の普及に伴い小学校での虫歯の罹患率はかなり低くなってきました。とはいえ、現在でも20代の虫歯罹患率は90%です。(厚生労働省資料より)罹患率というのは、これまでに虫歯になってすでに詰め物の治療が終わっているような人も含みます。
小さな虫歯は痛みもないし表面上は穴も空いていないため気がつきにくいですが、そのまま放置してしまうと大きくなって歯の中の神経まで到達してしまいます。そうすると、何もしていなくても耐えられないような激痛が出てしまうこともあります。
そうならないためには、毎日のセルフケアと3ヶ月に一度程度の定期検診が重要になります。定期検診では、歯科医師によるチェックとレントゲンを用いて目で確認できないところの虫歯の確認をします。
何か不安なことがあればどんなことでも一度ご相談ください。