皆さんこんにちはエムズ歯科クリニック祐天寺歯科医師の牧田です。
4月になりすっかり暖かくなりましたが、花粉症のある方には辛い季節になってしまいましたね。
今回は、歯並びを治す矯正についてお話をさせて頂きたいと思います。
歯並びについてもう少し綺麗に見えたら嬉しいと思う方は多いかと思います。
日本人の顎の特徴は、顎の骨が小さいといういわゆる小顔な方が多く、その代わりに歯が並ぶ面積が小さくなってしまい歯が重なり合って並ぶスペースが足りない事で歯並びが悪くなってしまう事が多いと言われています。
そんな中で自分の歯並びは気になっているけれども、矯正をするとなるとワイヤーを歯に貼って行うために、矯正中は食事中など人前で笑ったり、写真を撮る時に笑顔で写る事が心配になる方も少なく無いかと思います。
しかし、現代の治療技術は日々進化を遂げており今回お話しする「マウスピース矯正」は、矯正をしていても見た目を気にせず過ごせるというものです。
マウスピース矯正というのは、まず歯科医師がお口を診察した上でお口の型取りを行い、どのように歯並びを綺麗に治していくかをシュミレーションします。
そのシミュレーションを元にして、十数枚〜数十枚のマウスピースを作成して日々交換する事で少しずつ歯並びを矯正する事ができるという物です。
マウスピース矯正には幾つか必要な工程があり、一つ目がお口の中の現在の歯並びの型取りです。当院では、3Dスキャナーを用いてより精密に歯並びをデータ化して型取りする事で、その場でどのように歯並びを改善するかの大まかなシミュレーションを行う事が出来ます。
二つ目に、個人差はありますが歯が重なって並んでしまっている場合にはスペースを作るために歯と歯の間を少し削るという工程です。
そして三つ目に、歯の表面に対してプラスチックの突起をつける事でマウスピースを装着した際に歯に対して力をかけるという物です。
ここまでの工程を行う事でマウスピース矯正はスタートします。
マウスピース矯正には、可能な症例が限られる、マウスピースを装着する時間が短いと動いてくれない(1日20〜22時間使用)と言ったデメリットもあるため、注意も必要です。
当院ではマウスピース矯正の方法に、すべての歯並び矯正を行う方法(インビザラインコンプリヘンシブ 税込880,000円)と、部分的に前歯のみ矯正する方法(インビザラインGo税込440,000円)があります。
歯並びについて少しでも気になる事がある方は是非ご相談下さい。シミュレーションを作成する事も可能です。(大まかなシミュレーションは無料にて、精密なマウスピース数等のシミュレーションには税込3,3000円費用がかかります。)
定期健診の時などにも気軽にお声がけ下さい。