銀歯治療の危険性について

担当: 院長 石渡 | 2022.09.16

こんにちは。
エムズ歯科クリニック祐天寺所属歯科医師の石渡です。

まだまだ暑い日が続いていますが、みなさま体調は崩されてはいませんでしょうか。台風もあり、なかなか天気が安定しませんね。

気圧の変化が大きいと、口腔内にも少なからず影響が出ます。もし、気圧の変化で歯の痛みを感じる方がいらっしゃいましたら、それは実はむし歯が関係しているかもしれません。

むし歯は進行するにつれ、歯の内部にどんどん広がっていきます。歯の内部には神経がありますので、そこにむし歯の細菌が達した場合、神経は感染します。神経が感染すると、感染は根の先にまで進行し、やがて根の先に細菌の集合体が発生します。これが膿となります。そして、天気の悪い日は気圧が変化しますので、膿や神経内の圧力と、外気圧に差が生じ、それにより痛みが出る場合があります。

つまり、気圧が変化したことにより急に歯痛を感じた場合は、知らず知らずの内に大きなむし歯ができていたり、根の先に膿が溜まっていたりするのです。

特に、古い銀歯が入っていたりする歯は要注意です。銀歯は歯と緊密に結合できないので、ただむし歯があったスペースを埋めているだけの状態になります。そうすると、お口の中に無数にいる細菌が銀歯と歯のすき間に入り込んで、じわじわと歯の内部に進行をしていきます。知らない間に進行をするむし歯が神経付近に達した際に、初めて痛みを伴いますので、そこで治療を受ける訳ですが、その時にはもう神経は侵されているので、大がかりな治療が必要になる場合がほとんどです。

古い銀歯が入っている方は、レントゲン撮影などして早期に歯の内部のむし歯を発見できる場合がありますので、気になる方は一度歯科検診を受けることをおすすめします。

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