歯茎にも病気がある!

担当: 歯科衛生士 吉尾 | 2022.10.23

みなさんこんにちは。エムズ歯科クリニック祐天寺の歯科衛生士として働いている吉尾です。最近秋らしい気温になり、食べ物も秋らしいものが増え、ついつい食べ過ぎてしまう時期がやってきました。秋の食べ物はどれもおいしいので、何を食べるか迷う時間ですら楽しく感じます。いつまでも美味しいものが食べれるよう、歯を支える「歯茎」についてお話します。

歯の病気といえば虫歯がありますが、歯茎にも病気があります。それは「歯肉炎」と「歯周炎」です。歯茎が病気になってしまうと、歯が揺れるせいで食べれるものが減ってしまったり噛んだ時に痛みが出たりと日常生活にも支障をきたします。この病気を防ぐ一番簡単な方法は「歯磨き」です。

まず「歯肉炎」とは、お口の中の汚れが原因で歯茎が赤く腫れ、痛みや出血を伴う症状です。特に歯と歯茎の境目は汚れが溜まりやすいため、ここが磨けていないと歯肉炎になりやすいです。歯磨きをするときは、歯と歯茎の境目をしっかり磨くよう注意してください。ただし、あまりにも強い力で磨いてしまうと歯茎を傷つけてしまうため、100~200g(歯ブラシの毛先が広がらない程度)で磨いてください。

次に「歯周炎」とは、歯肉炎が歯茎だけでなく周りの骨にも影響を与え悪化したものです。歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれる深い溝ができ、歯を支ええる骨を溶かしてしまいます。歯周炎を治すには先ほど紹介した歯磨き方法に加え、歯周ポケットの中に入ってしまった汚れを取り出す必要があります。中に入ってしまった汚れは固く歯に引っ付いておりご自身で取ることはできないので、私たち歯科衛生士が専用器具を使ってしっかりとお掃除します。そして、歯周炎が再発しないために歯磨きをすることで汚れを溜めないように気を付けましょう。

普段私たちが何気なく行っている歯磨きは、虫歯だけでなく歯茎の病気を予防する大切な習慣です。歯を支える歯茎を守ることで、美味しいものをたくさん食べて食欲の秋を楽しみましょう!

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