皆さんこんにちはエムズ歯科クリニック歯科医師の牧田です。
5月に入り気温が上がり暑く汗ばむ季節になりましたね。
今日は、インプラント治療がなぜ必要なのかについてお話しさせて頂きます。
インプラントは今では一般的にも非常に広く知られるようになった治療であり、以前ほど特別な治療という感覚は減って来ているのではないでしょうか。そんなインプラント治療はどういった時に行われるものなのかお話します。
まず前提としてインプラントとは主に3つの要素で出来ており、フィクスチャーと呼ばれる骨に埋入する部分とアバットメントという被せ物とを繋げる部分、そして上部構造といういわゆる被せ物の部分で構成されています。
インプラント治療が必要な状態は歯を失ってしまった時です。歯を失ってしまうと他の歯の負担が大きくなり、奥歯は手前に倒れ、上の歯は下に伸びて来てしまい、最終的に噛み合わせが悪くなってしまい、1本だけでもこれだけ大変な事になってしまうのです。
その失った部分を補うためにインプラント治療を行う事で人工の歯を作ることができ、失ってしまった機能の大部分を回復できるのです。
デメリットとしては自由診療であるため費用がかかることと、外科処置であり侵襲を伴う上で治療期間が長いという点が挙げられます。
当院では治療開始から終了までトータルで715,000円の費用がかかります。
いずれにしてもご自身の歯に勝るものはありませんので、しっかり今ある歯を長く使っていけるよう定期検診の継続と必要な治療をしっかり行うことが重要です。