皆さんこんにちは、エムズ歯科クリニック歯科医師の牧田です。
7月の暑さに日々悩まされている方も多いと思いますが、熱中症に気をつけてお過ごしください。
今回は子供の歯並びについて乳歯から大人の歯への交換時期についてを中心にご説明いたします。
乳歯は、生後6ヶ月ごろから徐々に生え始め、2歳半ごろには乳歯全手の20本が揃います。しかし、乳歯は永久歯と比べると細く、弱いため、虫歯になりやすく、簡単に折れたり欠けたりすることがあります。そのため、日々適切なケアを行うことがとても重要です。
乳歯が生え変わるタイミングは、子供によって異なりますが、一般的には6歳前後から始まり、個人差はありますが12歳頃に終わります。乳歯から永久歯への生え変わりは、健康な永久歯を保つために重要です。
しかし、この生え変わりが順調でないこともあります。
例えば、乳歯が抜けずに残ってしまい永久歯の萌出を妨げてしまう「晩期残存」という状態があります。この場合、歯科医師に相談し、適切な処置を行っていかないと歯並びに影響を与える可能性があります。
乳歯から永久歯への生え変わりの際には、様々な歯並びが乱れる原因があります。そのため、生え変わりの前にまずは子供の歯並びを診断してもらい、歯並びの異常がある場合は、適切な治療を行うことが重要です。また、歯科医による定期的なチェックやクリーニングを行うことで、虫歯や歯周病を予防することができます。
以上のように、乳歯から永久歯への生え変わりには、子供の歯の健康にとって重要な役割があります。お気軽にご相談ください。