こんにちは、祐天寺の渡邉です。
11月に比べて一気に寒くなり通常どおりの季節になりました。クリスマスや大晦日などイベントが多い季節なので食事をした後は歯磨きを忘れないようにしましょう。
今回は虫歯について話していきたいと思います。虫歯はバイ菌が餌を食べてできた酸により歯が溶けてできます。歯とバイ菌と餌と時間の4つの要素が合わさって初めて虫歯が作られます。この一つが欠けていれば虫歯は作られません。
・食事を変える・歯の抵抗力を高める・バイオフィルムに対するアプローチや場合によっては抗菌治療・幼若永久歯に対するシーラントの使用・ドライマウス問題に対する唾液対策治療
これらは予防大国のスウェーデンで行われていることです。
虫歯菌の餌となるのはショ糖で、その摂取頻度と量を少なくする。積極的にフッ素を塗り、口腔指導を受ける。唾液はバイ菌への抵抗性が高いため、口腔乾燥や口呼吸への治療を行う。
などのことを行うとともに、患者さん自身が現状を理解し正しい知識をつけて、口腔指導を受けることによりスウェーデンでは6歳で虫歯ゼロが76%となっています。
大人の虫歯や歯周病にも同じで、正しい知識がなければ治療したとしても再発し再度治療する必要が出てくる事が多々あります。
一度虫歯できた人は虫歯リスクが高いとされています。定期な検診を行い、口の中の現状と虫歯や歯周病予防を行なってはどうでしょうか。
心配事や疑問などありましたらご相談ください。